女性の癌の検診に地域差

乳がんも含めて、検診の受診率を向上させることによって早期発見を増やす試みが広まっています。しかし、なかなか効果が上がらず、世界的に見ると日本は受診率が低い国になっています。

厚生労働省が補正予算で行った女性特有のがん検診推進事業では、27市町村で実施されることがなく、無料クーポン券の配布も計画されていないことが判明しました。全国には1797市区町村がありますので、全体の中の1%から2%が未実施である計算になります。

理由としては、無料検診がすでに実施されたことや、単年度事業であるために一部の住民しか対照とならないことで不公平感があるといったものでした。なお、未実施の市町村としては、福島の矢祭町、群馬の上野村・片品村、千葉の旭市・神崎町、東京の利島村・八丈町・青ケ島村、長野の川上村・茅野市・下諏訪町・原村、静岡の御殿場市・牧之原市・南伊豆町・小山町・吉田町、奈良の天川村・野迫川村、鳥取の日野町、山口の和木町、高知の梼原町、熊本の美里町、鹿児島の喜界町・和泊町・知名町・与論町があります。

症状がないために危機感を持ちづらいとはいえ、命に関わる問題であるだけに地域によって格差が生じるのは好ましいことではありません。それぞれの自治体に固有の事情があるのは当然のことですが、やはり生命に関することは平等であってほしいと思います。

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