乳がんのリスクを飲酒が高める

これまでにも、飲酒量が多いと男性の癌のリスクが高まることは知られていましたが、女性については関連性が不明確でした。しかし、厚生労働省研究班が行った大規模調査の結果によって、お酒を多く飲むと乳がんの原因になることが分かりました。

大規模調査の対象は年齢が40歳から69歳の女性5万人で、期間としては13年から16年となっています。お酒の量については、飲んだことがない方から量によって5つのグループに分類し、乳がんの発症率との関係を調べたところ、もっとも飲酒量が多いグループにおいては、まったく飲まないグループの1.75倍という高いリスクを有することが分かりました。

実に2倍近くにリスクが高まるということを考えると、深刻な影響であることがうかがえます。ここから、節酒が予防につながることが分かります。完全に禁酒しなくても、量を控えるだけでリスクの低減につながります。

研究班の国立がんセンター予防研究部室長、岩崎基氏によると、1日当たりの適量とされる飲酒量として、エタノールに換算して23グラム程度がよいのではないかという話です。日本酒で1合ほどになりますので、それよりも大きく上回っている場合には気をつけたほうがよいでしょう。

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