乳がんとセカンドオピニオンの活用法

医師から診断や治療法についての説明を受けても、納得できないことや疑問が残ることもあります。そんな時、釈然としない思いを抱えたまま闘病するのは精神的にも厳しいものです。そこで役立つのがセカンドオピニオンです。

セカンドオピニオンとは、担当医以外の医師に診断や治療法についての意見を求めるものです。乳がんの場合には、色々な治療法がありますので、専門医の間でも必ずしも意見が一致するわけではありません。そのため、複数の医師に話を聞くことによって、多角的な視点から検討を進めることができます。

セカンドオピニオンの準備

他の病院で、改めて最初から検査を受けるわけではなく、検査データを持っていくことになります。そのため、担当医に報告しておく必要があります。気まずいかもしれませんが、今ではセカンドオピニオンも定着してきていますので、臆せずに申し出て下さい。

検査データと紹介状を持って、自分の希望する病院に行くことになります。

評判のよい病院を選んだり、乳がん治療の名医や権威と呼ばれる専門医に心当たりがあるのなら、それでもかまいません。そうした当てがないのなら、乳腺専門医の資格を持つ医師がいる施設を選んでみてはいかがでしょうか。

なお、乳腺専門医の詳しい情報については、専門医のページをご覧ください。