乳がんと病院選び

乳がんになれば病院で治療を受けることになりますし、検査や検診の際にも病院を訪れることになります。そうした意味では、乳がんと病院は密接につながっていると言えるでしょう。もっとも、病気である以上は当然と言えばそれまでですが、それだけ緊密な関係にありながら、必ずしも病院選びは慎重にされているわけではないのが現実でしょう。そもそも、どのような基準で判断すればよいかが分からないため、流れに任せて検査を受けた病院や、そこから紹介された医療機関に通うという方も少なくないと思います。ここでは、病院選びの判断基準をいくつか示したいと思います。

乳がんの5年生存率が高い病院

目的を考えれば、これは当然のことです。たとえば、5年生存率を見ることによって、優秀な専門医がいるのか、患者さんは回復しているかといったことが伺えます。ステージ別の5年生存率を見れば、ある程度は条件が揃いますので、重要な指針になります。ただし、5年生存率は統計ですので、ある程度の症例数にならなければ、参考になりません。したがって、症例は何件あるかをチェックすることは忘れないようにしてください。

乳がんの治療件数が多い病院

治療件数が多いということは、それだけ専門医が経験を積んでいるということです。アメリカの研究では、乳がんの手術件数が多い病院の方が、少ない病院よりも生存率が高いというデータが出ています。不慣れな専門医に任せるよりも、熟練の技術を持った専門医が望ましいことは当然ですので、これまでにも多くの患者さんを治療してきたということは、1つの評価になります。

乳がんの名医がいる病院

名医から治療を受けたいと考えている患者さんは少なくありません。名医の探し方については、乳がんの名医のページをご覧下さい。名医がいるかどうかは、闘病生活を送る上で、大きな差になってきます。これは技術的な問題だけではなく、患者さんの精神的な面においても、名医がいるという心強さは精神的な支えになるものですので、重要な指針になります。
話を聞いてくれる病院
専門医が患者さんの話にどれだけ耳を傾けてくれるかによって、話しやすさが変わってきます。抗がん剤や放射線治療の副作用が出た場合や、体の変調を感じる場合をはじめとして、専門医とコミュニケーションを取っておくべき場面は、闘病生活において随所に現われます。そのたびに突き放されるような受け答えをされたのでは、精神的にも参ってしまいます。乳がんで病院に通うということは、とてもデリケートな問題ですので、心中を察してきちんと話を聞いてくれる専門医がいることが望まれます。
評判がよい病院
知人の方が通ったことがある場合や、インターネットでその病院について調べると、様々な評判について触れることができます。治療の良し悪しだけではなく、専門医や看護士を始めとしたスタッフの態度、病院の雰囲気など、様々な情報を得ることができますので、生存率のような数字には出ない情報を獲得することができます。乳がんとの闘病中にスタッフが温かい声をかけてくれる病院と、事務的に冷たくあしらう医療機関と、どちらが望ましいかは一目瞭然です。通院だけではなく、手術の時等は入院することもありますので、どのような雰囲気であるのかは思いのほか重要な要素です。

通いやすい病院

当然のことですが、通院ができなくては困ります。また、入院の際には、家族がお見舞いに来てくれることもあると思いますが、家から離れていると家族にも大きな負担になります。近くのホテルに泊まるなどの措置を講じるにしても、遠方の病院に行くということは、それだけ新しい生活環境になじむためのストレスを感じることもありますし、孤独になるということでもあります。慎重に判断した方がよいでしょう。

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