乳がんの転移を防ぐたんぱく質

乳がんに効果的な食事法マニュアル

転移乳がんの患者さんにとって頭の痛い問題です。骨や肺、リンパ節など様々な部位がありますが、共通して言えることは命に関わる問題であり、末期に向けて危険な状態になってしまうということです。そのため、いかにして早期発見をするかということが重要なわけですが、現状の治療以上に転移の抑制に効果が期待できる方法が開発されつつあります。

転移を防ぐことができるたんぱく質が発見されたというニュースです。研究が進んでいけば、今後、画期的な新薬が開発されることになるかもしれません。そうなると、生存率の向上にもつながることになるでしょう。

以下Yahooニュースより引用
「乳がん転移を抑制」たんぱく質発見…筑波大チーム
2月9日14時34分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000018-yom-sci
 細胞に含まれる「CHIP」というたんぱく質が、乳がんの増殖や転移を強く抑制することを、筑波大の研究チームが突き止めた。乳がんの転移に関連するたんぱく質が見つかるのは初めて。
 9日英科学誌ネイチャー・セルバイオロジー電子版に掲載された。
 乳がんの死因の9割は、他の臓器への転移。これまで乳がんの増殖を防ぐ、抗エストロゲン剤やハーセプチンといった抗がん剤が幅広く使われているが、転移を防ぐ治療法はない。
 研究チームは、細胞内で不要なたんぱく質に標識をつける役割を持つたんぱく質の一種「CHIP」に着目。この標識で別のたんぱく質が認識し、分解するが、乳がん患者を調べたところ、悪性度が高い乳がんほど、CHIPの量が減少していることを発見した。
 人間の乳がん細胞のCHIPの量を減らして、マウスに移植したところ、がん細胞は大きな塊を作り、盛んに他臓器に転移した。対照的に、CHIPの量を増加させた乳がんだと、乳がんの増殖が抑制され、転移率はCHIPが少ないがんの1割程度に激減した。
 チームの柳沢純教授は「CHIPは乳がんの転移や悪化を防ぐ働きがある。これを活性化する分子を見つければ、乳がんの転移を防ぐ効果的な新薬開発につながる」と話している。

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