医療関係者は乳がんの痛み理解を理解していない!?

乳がんも含めて言える事ですが、患者さんにとって治療によって完治を目指すことはもちろんですが、痛みのコントロールも重要です。しかしながら、患者さんと医療関係者の間では認識に大きなズレがあることが分かりました。乳がんの痛みは末期になると悪化していく傾向があります。また、不安を感じることで症状が改善されても安心できる状態には至らないというケースもあるでしょう。

今後、病院の専門医や看護士と、患者さんが共通の認識を持てるようになることが重要な課題となるでしょう。

以下、Yahooニュースより引用
がんの痛み「取れた」2割弱=医療者の評価と開き−患者調査
2月7日6時8分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090207-00000014-jij-soci
 がんの痛みが治療で完全に取れたという人は16.6%と2割に満たないことが7日、がん患者を対象とした慶応大研究班の調査で分かった。医療者が対象の先行研究では、5−6割で十分な効果があったとされており、開きがあった。 研究班の佐藤靖郎済生会若草病院外科部長は「16.6%は衝撃的」と話し、緩和ケア改善のため、患者の声を取り入れた痛みの測定手法の開発が必要だとしている。 昨年6月から7月にかけ、全国のがん患者会を通じ、アンケート調査票を配布。1634人から回答を得た。がんに関連する痛みを感じている人は23.9%、かつてあった人は38.9%で、6割強が痛みを経験。その半数以上が、日常生活への支障を感じていた。 医療機関で痛みの治療を受けた人のうち、痛みが「完全に取れた」は16.6%、「ある程度取れた」は52.2%。満足度では、「大変」「どちらかといえば」を合わせ6割弱が満足していたが、不満との回答も約1割あった。 

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