乳がんの患者会とは

情報や感情を共有するための組織で、多くの乳がん患者会が存在しています。患者さんが中心になって運営していますが、専門医の協力を得て情報提供を受けている場合もあります。

地域ごとの乳がんの患者会

一般に、患者会は地域としての結びつきが強くなりますので、お住まいの地域の周辺にないかを探してみるのがもっとも手軽な方法になるでしょう。あまり遠方ですと、メールや電話でのやり取りには支障がなくても、いざ集まる際には負担が大きくなりますので、できれば地域が離れていない方が望ましいものです。インターネットでも、患者会の情報は数多く提供されていますので､簡単に見つけることができます。

乳がん患者会での交流

専門医や看護士と接する機会は多くても、患者さん同士での交流を図る機会はとても少ないものです。同じ病院に同時期に通院や入院している人は限られていますし、他の方の病名について熟知しているわけでもありませんので、孤独な闘病生活を送ることは少なくありません。癌との戦いは肉体的な側面だけではなく、精神的な側面も含んでいます。気持ちのうえで負けないことも大切なのです。

1人で辛い時には、同じ病気と戦う人と気持ちを共有することで楽になれることがあります。交流のための重要な場として患者会はあり、定期的にお茶会を開いている場合もあります。また、相談に乗ってもらえる場合もありますので、1人で悩みを抱えるよりも、同じ立場の人と思いを共有してはいかがでしょう。

乳がん患者会での情報交換

病院選びや専門医の対応など、気になる情報は色々あるはずです。実際に病院に行ったからこそ分かることもありますので、患者さん同士での情報交換は意義深いものがあります。病院では質問しづらい内容についても聴けるので､気兼ねなく話すことができるでしょう。自分の体験が、他の方の助けになるのも嬉しいことです。